鍼灸はアトピーに効果的か?脱ステロイドで悪化中でも治療できる?

アトピー鍼灸

今の子供たちを観察してみると、5人に1人くらいはアトピー性皮膚炎持ちではないでしょうかね。

大人になると、化粧品や服装などで上手に隠せる場合もあるので、どのくらいの割合かは分かりませんが、かなりの人がアトピーで悩まされていると思います。

私も20代〜30代、40代になってからも時々、アトピーと戦ってきましたが、いろんな事を自分で試したり勉強したりしながら、最近になってようやくアトピーとの向き合い方が分かってきたように思います。

鍼灸治療ももちろん効果はありますが、正直言って、そこまで必要ではありません。ただし、補助的に鍼やお灸をすることで、辛い期間を少しでも楽に乗り切れるお手伝いは十分できます。

【宮崎県県北にある鍼灸院。延岡市・佐伯市近隣で鍼灸院をお探しならぜひご利用ください】
あゆみ鍼灸院の公式LINE
↓↓↓
友だち追加

アトピーの一番の原因

アトピーの原因

私が思うに、もう断言しますけど、アトピーとは別名「ステロイド後遺症」です。

痒み止め後遺症、塗り薬後遺症と言ってもいいと思います。要は、ステロイドや塗り薬の使い過ぎです。

そして、それと同じくらい大きな原因なのが、これも断言しますけど、「糖質過剰摂取」です。

特に小麦系ですね。その次に、白砂糖、米だと思います。

アトピーは、24時間、365日痒いです。常に手があっちこっちに伸びて、痒いところを血が出るまで掻いてしまいます。汗をかくとピリピリ痛くて、集中できないので、勉強も仕事もイライラしながらやってしまいます。顔が真っ赤に腫れ上がることもあるので、その状態が続くと、人に会うことが苦痛で、外出もしたくありません。そうやって内にこもってしまい、うつ状態になる人もあるでしょう。

「アトピーさえなければ・・・」と何度自分を呪ったことか。

あんなに辛かったアトピーを克服できた今だから言えますが、アトピーの本当の原因は薬害と糖質です。

しかし脱ステロイドは難しいのが現実

脱ステロイド

脱ステロイドとは、ステロイドや痒み止めをやめる事です。アトピー界隈では聞き慣れた用語です。

私も人生で3度の脱ステをやりましたが、その度にうつ状態になりました・・・でも、3度目の脱ステの時に、脱ステ地獄を楽に乗り越える術が分かってきました。

ネットで調べると、脱ステ成功者の中には、脱保湿までやった方もいて、どんなに辛かっただろうと思いますが、ある意味私からすれば神の領域です。

一応念のために、脱ステをするとどうなるのかというと、とにかくほぼ全身の皮膚が炎症を起こして、真っ赤になり、あまりの痒みで掻いてしまうので傷だらけです。その傷から分泌液がどんどん出るので、それが固まって皮膚がカチカチ、カピカピになります。乾燥してるので、少し関節を曲げるだけで皮膚が割れて血が出ます。それでも皮膚は治ろうとしてるので、しばらくするとボロボロと皮が剥け出します。家中に皮膚の剥けたゴミが落ちていきます。その激痛と激痒い状態を延々と何度も繰り返しながら、健康な皮膚に戻っていくのですが、とても長い道のりになります。

どうですか?アトピーのみなさんできそうですか??

なので私は、脱ステをするときは、脱ステについてきちんと学んだり、脱ステについて知識のある方に聞いたりしながら、勧めていった方がいいと思っています。

なぜかというと、あまりにも辛すぎて、自死を選ぶ人もいるからです。

脱ステするときは、同時に「糖質制限」をする

糖質制限

よく、アトピーを改善するのにとった方がいい栄養素や食材について話題になりますが、私は何かの栄養を「たす(+)」よりも、必要ないものを「除去(−)」することが先決だと思います。

その最たるものが「糖質」です。

何も、一生パンが食べられなくなるわけじゃありません。脱ステの地獄を少しでも早く、少しでも楽に通過するために、身体の炎症をいち早く抑えるためにも糖質制限をしなければいけません。

脱ステ期間は、徹底的に糖質は「ゼロ」に近づけます。何気にいろんなものに糖質は含まれているので、ご飯やパンを食べないだけでなく、調味料や根菜類や果物なども気をつけながら食事管理で糖質を除去します。

私が以前学んでいた「ケトジェニックダイエット」の食事療法がとても役に立ちます。

私も3度目の脱ステの時に、ケトン体を測定しながら行っていましたが、脱ステの期間は圧倒的に早くて楽でした。

脱ステ期間の回復をスムーズにする鍼灸治療

この2つをベースにしながら鍼灸治療をすることで、アトピーがかなりスピーディに改善できると思います。

もちろん、アトピー体質の人はそもそもの免疫力が弱いので、個人で差はあると思いますが、例えば痒みが減ったり、赤みが一時的に引いたり、それらにより睡眠がしっかり取れて回復がしやすくなったりします。

炎症がひどいところには集中的に鍼を使って、炎症を散らしていったり、お灸でアレルギー対策のツボを刺激して体全体を整えたり、現代医学のように、ただ痒いところや炎症に薬を塗り込んで症状を抑えるのではなく、とにかく身体から炎症物質を浄化するように持っていきます。

もしかしたら、科学的な「炎症」や「湿疹」という目に見える物だけでなく、目には見えない何かしらの「邪気」も含まれているとしたら、それも一緒に「呼吸」や「汗」や「涙」に変換して流していきます。

アトピー治療は簡単ではないけど治るもの

アトピー鍼灸

脱ステや糖質制限、鍼灸治療だけではなく、アトピーの改善には他にも大切なことがたくさんあります。

・少し身体がほかほかするくらいの運動
・半身浴
・水分補給
・腸活
・質の良い睡眠
・爪を短くする

などなど、それぞれにきちんと理由もありますし、正しい方法もあります。

みんなそれぞれ体質や生活環境が違うので、自分に合った方法で健康な皮膚を取り戻していきましょうね!絶対に治りますので!!

アトピーのことならなんでも相談に乗りますし、鍼灸治療でお手伝いできます。私の経験がお役に立てばと思います。

【宮崎県県北にある鍼灸院。延岡市・佐伯市近隣で鍼灸院をお探しならぜひご利用ください】
あゆみ鍼灸院の公式LINE
↓↓↓
友だち追加