患者さんの「作文」を紹介します！

以前は東洋医学治療で治せなかった病気は西洋医学に廻されていたが、近年は逆に西洋医学から東洋医学に廻されるようになり、近頃テレビでよくアスリートが鍼やお灸での身体ケアをしている場面を見ます。

東洋医学が見直された証拠と思います。

私は十年来「めまい」に苦しんできました。病名は「良性突発性頭位めまい症」と診断されました。多くの病院の先生に診てもらいましたが、一向に改善しませんでした。

「めまい」の発作が起こると激しい嘔吐で一日中床に伏せることがあり、その度に気力、体力が奪われる有様でした。

このままではとこの先のことを考えると悲観的になり、気分も落ち込むことがしばしばあり、本を読み改善のための体操もし、いろいろと試みてみましたが改善せず、不安な毎日を過ごしていましたある日、

車で通りかかって目にしたあゆみ鍼灸院さんに相談してみようと思い、なんの迷いもなく尋ねました。

「あゆみ先生」は話をよく聞き優しく説明をしていただきました。説明の中で「めまい」は、季節の変わり目気候の変化で自律神経が乱れ、「めまい」が起こるそうです。

私は頚椎に異常があるので、それも原因かもしれないとの事です。頚椎の異常は、末梢神経、腰椎、膝まで影響するそうです。

私の場合、首付近の血流が悪く、肩こりが起き、それが原因ではないかとの事です。

先生の説明を聞いているうちに、今まで多くの病院の先生に診てもらいましたが、そのような話はありませんでした。これが西洋医学と東洋医学の違いだと思いました。

治療は首の周りにお灸をします。百会は自律神経の改善、睡眠不足の解消、その他痔とか他の病気にも効果があるそうです。

このように、二年半治療を続けて頂いている時、先生から「めまいはどうですか？」と聞かれ、私は「ハッ」とし、「めまい」のことはスッカリ忘れていました。

「喉元過ぎれば熱さ忘れる」まさにその通りと思い、もうその「忘れ物」は取り返しに行かないぞと心に決め今日に至っています。

ああ、発作が起こらないことはこんなに楽なものかと思い、日々感謝しているところです。ああ、やっぱりお灸はいいなと思いました。

お灸の効能をあゆみ先生は常にこのように言っておられます。

それは基礎体温を高め、免疫力をつけ、今後予想される未発見のウイルス、流行のウイルスの予防になるとの事です。

一人でも多くの人がお灸をして免疫力をつけてくれれば、流行性のウイルスに打ち勝つことができ、国の医療費もかなえり軽減されると言っておられます。

先生はこのようなことまでお考えになっているのかと思い感心をして聞き入っていました。事実、私はここ近年風邪を引いても軽く早く治ります。

よく他の人はお灸は熱いからとか痕がつくからとか痒いからとか言って敬遠されがちですが、風呂に入ってタオルに洗剤をつけ、普通に流せば痒いのは解消されます。自分の身体のことです、熱いの痛いのと言っている場合ではないと思います。

お灸をする前は、私の体温は36度を下回っていましたが、ここ近年は36度5分が普通です。体温が低いと病気にかかりやすいことは、科学でも証明されています。常に一定の体温を保っていれば、健康は維持できます。

今は私は引き続きお灸による治療と、首肩腰に鍼の治療を受けています。